今とはだいぶ景色が変わっている画像や現在の画像まで、北は北海道から南は沖縄県西表島(いりおもてじま)まで、オススメの観光地をご紹介しています。

私が添乗員として働いているときは、携帯電話やスマホといった通信手段がなかったため、カメラや「写ルンです」で撮影したものをお客様からいただいたりしたものしか残せていません。

それでも記憶に残る観光地は今でも鮮明に覚えています。懐かしい写真を織り交ぜながら代表的な観光地をまとめてみました。

北海道

日本全国、北から進めていきます。まずは北海道です。

神の子池

神の子池

場所は斜里郡清里町で、摩周湖からの地下水が湧きでる、底まではっきりと見える透明度の高い池です。

富良野のラベンダー畑

ラベンダー畑

6月下旬から7月中旬までの間、紫のじゅうたんを敷き詰めたようにラベンダーが咲き誇ります。

神秘的な湖 摩周湖

夏の摩周湖

霧がかかって見えない時が多く、行く10分前に湖は見えていたのに、行ってみたら霧で真っ白ということもしばしばです。その逆もあるので行ってみないとわからないのがこの摩周湖です。

30年ほど前の摩周湖の画像です。

北海道 摩周湖

現在の札幌

現在の札幌

ジンギスカンは私が行った頃は薄くスライスした羊肉でしたが、現在はこんな分厚いお肉になっているんですね。

ジンギスカン

ジンギスカン

網走流氷観光砕氷船からの流氷

観光流氷砕氷船から見える流氷

地球温暖化が今ほど問題になっていない頃の流氷です。

シベリアから漂着した流氷がオホーツクの海を一面に埋め尽くし、大きな氷塊が船底にぶつかりながら進むので迫力満点です。1月下旬~3月中旬に流氷はやってきますが、自然のものなので行く前の情報収集は必須です。

観光流氷砕氷船 流氷
流氷情報や網走流氷観光砕氷船公式サイトはこちら→道東観光開発

今ではすっかり有名な函館の夜景

函館夜景

営業時間が季節によって異なりますが、始発より10分~15分間隔で運行している函館山ロープウェイで山頂まで行きます。

お天気でも山に登ると夜景がきれい見えるときと見えないときがあるので、心配ならロープウェイ乗り場で聞くとちゃんと教えてくれます。現在は夕焼けもきれいだと評判のスポットです。

ロープウェイ運航状況について公式サイトはこちら→函館山ロープウェイ

小樽のシンボル小樽運河

現在の小樽

近くには、

チェック

  1. 北一硝子(ランプ、グラスやアクセサリー)
  2. 三号館北一ホール
    三号館北一ホールは167個の石油ランプが灯り、とても落ち着いた雰囲気の喫茶店で、おいしいコーヒーとケーキがいただけます
  3. 小樽オルゴール堂
  4. キャンドル工房→こちらは行ったことがありませんが、最近できたようです
  5. 美味しいお寿司屋さんが多い

楽しみ方は人それぞれです。

古い団体写真から切り取った画像です。現在とは少し景観が変わっていますね。

小樽運河

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東北

一度は行ってみたい日本が誇る観光地。
奥入瀬渓流や東北のお祭りなど見所はいっぱいです。

東北は南北に長いので紅葉の時期は地域によってばらつきがあります。

東北すべての紅葉を見たいとなると、何年もかかってしまいそうです。

東北の紅葉

休みや 紅葉

十和田湖や奥入瀬の紅葉は大変美しいです。

写真は残っていませんが、岩手県と秋田県にまたがる八幡平の紅葉も見事です。

十和田湖休屋桟橋近く

十和田湖遊覧船

団体写真で下半分をカットしたので、大変見にくいですが十和田湖遊覧船乗り場の休屋(やすみや)というところです。

休屋~子の口(ねのくち)間の約1時間の遊覧船がメジャーで、子の口からは奥入瀬渓流散策など見所も多いです。

東北三大祭のねぶたまつり

東北三大祭 ねぶたまつり

道の端に椅子が設けられていて、予約を入れていたので座って見ることができました。

迫力と人ごみに緊張感と高揚感はピークに達し、一度見たら忘れられない思い出となること間違いなしです。

東北三大祭の秋田の竿灯祭り(かんとうまつり)

東北三大祭の秋田の竿灯祭り

竿燈を組む竹竿と提灯を、男の人たちが軽々と肩や額、腰などに差し上げるその技は、圧巻です。

東北三大祭の七夕まつり

東北三大祭の最後は七夕まつり

七夕飾りが商店街の中に所狭しと飾られていて活気に満ち溢れていました。

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信州

以前に比べると交通の便がよくなった信州方面ですが、まだまだ遠いイメージです。

何度行ってもまた行きたくなるそんな場所です。

ここでは、上高地と立山黒部アルペンルートについてご案内します。

上高地について

上高地 河童橋

上高地にはたくさんの思い出がありますが、中でも忘れられないのは釜トンネルが崩壊して上高地から出られなくなり、2日間貸し切り状態を満喫することができたことです。その後のスケジュール調整が大変でしたがこれもいい思い出です。

その当時(今から30年ほど前)上高地までは交通の便もあまりよくなく、道が狭かったため大型バスで行くには結構大変な道のりでした。それでもリピーターは多く、私も一度行ってからはその後プライベートで何回か行きました。

写真は梓川とその先に河童橋。この橋の近くの五千尺ホテルのコーヒーとケーキは絶品でした。

水がとても美味しいので、上高地に来たらぜひコーヒーを飲んでみてください。

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立山黒部アルペンルートのコース

大谷ウォーク

団体ツアーで行く場合、立山から入るコースもありましたが、どちらかというと扇沢から入る扇沢→立山ルートが一般的でした。

コース

  1. 扇沢駅からトロリーバス(16分)で黒部ダムへ
  2. そこから徒歩10分ほどかけて黒部湖駅までダムのえん堤を歩きます
    時間が合えばダムの放水が見られるかもしれません
  3. 黒部湖からケーブルカー(5分)でトンネルの中を黒部平まで登っていきます
    遠い昔大晦日の紅白で、中島みゆきさんが歌ったところです
  4. 黒部平からロープウェイ(7分)で大観峰へ
  5. 大観峰からトロリーバスで室堂(むろどう)へ(10分)
    室堂では徒歩1時間ほどかけて宿泊先であるロッジに泊まりに行ったことがありますが、途中雲海が見えてきれいだったのを覚えています
    立山黒部アルペンルート内で一番高いところに位置する室堂では、散策スポットも豊富です
  6. 高原バス(50分)で室堂から美女平までは、車中有名な雪の大谷を見る事が出来ます(写真)
    雪の大谷ウォークでは、普段は歩けない高原バス道路の片側一車線が散策用に開放され除雪によって現れる巨大な雪の壁が間近に見ることができます(4月中旬過ぎあたりから5月いっぱい)

立山に到着すると北陸の富山県です。

ここから車で1時間30分ほどかけて美肌の湯で有名な宇奈月温泉に宿泊するのが一般的なツアーの流れでした。

近くには黒部峡谷もあります。

立山黒部アルペンルート周辺のホテル・旅館(別サイトへジャンプします)

四国

瀬戸大橋ができてからぐっと身近に感じることができた四国への旅です。

瀬戸大橋

瀬戸大橋

1988年(昭和63年)に開通した当時は、毎日のように団体ツアーが出ていて、大変忙しかったのを覚えています。

与島PAでの休憩は瀬戸大橋を間近に見ることができるのでツアーには必須でした。

上を道路、 下が鉄道という併用の橋で、6つの橋を総称して瀬戸大橋と呼ばれます。

1995年、高松港を出港した宇高連絡船「紫雲丸」が事故で沈没し、修学旅行で乗船していた 小中学生が多数亡くなる惨事となり、この事故が橋を架けるきっかけとなったと言われています。

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桂浜の坂本龍馬像

坂本龍馬像 桂浜

高知県の桂浜で太平洋に向かって坂本龍馬像が立っています。

高知といえば坂本龍馬、食事ではかつおのたたきと皿鉢料理が有名です。かなり個人的意見ですが、美味しいのでぜひ堪能してみてください。

坂本龍馬像ですが右手が懐に入っているのは、鉄砲を持っている、本を入れて持っている、不自由な右手を隠すため、などいろいろな説があるようです。

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九州

仕事で一番訪れることが多かった九州です。

温泉も豊富で、雲仙温泉や別府温泉、霧島温泉に嬉野温泉、指宿温泉などなど・・

画像がないのが残念です。

長崎といえば、福山雅治さんのご実家があり、観光バスで通過するたびにドキドキしたのを覚えています。

長崎平和公園

長崎平和公園 平和祈念像

この公園の近く、約500m上空で原爆が炸裂したのは1945年8月9日、11時02分です。

この平和祈念像の前で毎年平和式典が行なわれています。

桜島が噴火している写真

桜島 噴火

集合写真をカットしていますので、大変見にくい。。。

桜島をバスで通過していたら急に噴火して、道路にある遮断機が下りていきなり通行できないんですよね。

土石流が流れるかもしれない場合や噴火などに備え、桜島を通る道路には遮断機が設置されていました。

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離島

西表島と由布島

由布島 水牛

ちょっとした海外旅行です。

西表島は日本とは思えない独特な雰囲気があって特に 由布島はぜひ観光したいスポットです。

島全体が亜熱帯植物園で 水牛車でゆっくり干潟を渡って行きます。

牛の生理現象も間近に見ることになるかもしれませんが、これは仕方がありません。

のんびりした時間が流れる西表観光です。

西表島に行ったら、日本最大規模のマングローブ林を「仲間川遊覧船」にはぜひ乗船してほしいです。

オススメです。

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種子島

種子島のロケット発射台を見たときは言葉が出ませんでした。

想像をはるかに超える規模です。

打ち上げの時には人口が一気に増えるこの島に、私もぜひ再び来てみたいです。

また門倉岬は、島最南端に位置する有名な鉄砲伝来の地です。

社会科で習いましたね~

千座(ちくら)の岩屋は千人くらい座れる広い洞窟が、海の波による浸食によって作られた自然の造形美で、深い神秘を感じる場所です。

屋久島

「一ヶ月のうち35日は雨が降る」と言われるほど、雨の多いところです。

強風や大雨の為、交通機関が全面ストップして一泊の予定が二泊になることもたびたびあります。

それでも現在はとても素敵なホテルができており、滞在型としても充分楽しめそうです。

観光としては

ざっくり

  1. 登山客
    個人で行く場合は縄文杉やウィルソン株などが有名で何時間かかけて行く方も多いようです
  2. ただ釣りをして過ごす
  3. 団体さん
    団体ツアーとしては本格的な登山はできないため(できるツアーもあるかもしれません)
    ヤクスギランドではちょっとした散策コースもあり気軽に屋久島の自然にふれる事が可能です
  4. 温泉もあります

【離島】ホテル・旅館に泊まろう(別サイトへジャンプします)

まとめ

今から30年ほど前はスマホもなく(まぁ仕事中は写真は撮れませんが。。)古い画像についてはお客様からいただいた写真などをスキャナで読み込んで画像としてご紹介してきました。

まだまだ海外からの旅行者も少なく、観光地も今ほど整備されていませんでしたがそれはそれでいい時代でした。

仕事で旅行ができていいねってよく言われましたが、業務として行っている時は、楽しめるってもんじゃぁないんです。

旅行は日々の自分へのご褒美として行くから楽しいのかもしれません。

旅行をすることでストレスの低減や健康増進につなげていきたいものですね。