熊野三山巡りのひとつ速玉大社と「どんと焼き」
- 熊野速玉大社のなぎの木
- 熊野速玉大社について
- どんと焼きの時間と料金
熊野三山のひとつである熊野速玉大社は、全国に祭られている熊野神社の総本宮とされています。
伊奘諾尊(イザナギノミコト)を主祭神としています。
この記事では熊野速玉大社参拝と、どんと焼きの時間や料金、おまけとして川原家横丁で食べた鍋焼きうどんについてまとめています。
熊野速玉大社のなぎの木
参道には、平重盛が植えたとされるご神木の梛の木(なぎのき)がそびえます。樹齢1000年を超えるといわれており、新宮市の「市の木」にも指定されています。
梛(なぎ)の葉は繊維が縦にあるので横に切れないということから、本に挟む栞やお守りとして、またこの御神木に海上安全を祈願する漁師も多いといわれています。
熊野速玉大社について
大注連縄のかかる楼門をくぐると、左手前方に鮮やかな朱塗りの拝殿があります。その年の干支である絵馬が、しめ縄左手に飾られています。
社殿は、左手から主神の『熊野速玉神』『夫須美神』『家津御子神』『天照大御神を祭る上三殿』『中四殿』『下四殿』と右へ連なっています。
熊野三山のお社は、どれも奥行きがないかわりに間口の広いのが特徴とされており、速玉大社もそのような造りとなっています。
どんと焼きって?
毎年2月3日に節分祭が行われます。
その際にお焚き上げが行われます。時間など詳細は後述しています。
境内に掘られた直径5メートルほどの穴に神火を点火し、その穴にお焚き上げ松明と一緒にお正月に飾ったしめ縄や松飾り、古い御札など投げ込み無病息災や五穀豊穣を祈願します。
お焚き上げ松明と一緒に穴付近にいる人にしめ縄などを投げ込んでもらいました。
赤鬼と青鬼とで豆まきもあります。子供さんは楽しんでる子もいれば泣いている子もいるようです。
お焚き上げ神事
- 日にち:2月3日
- 時 間:午前10時頃から午後9時まで
- 料 金:お焚き上げ松明は300円
- 豆まき:赤鬼と青鬼主催午後7時から
川原家横丁で食べる味噌煮込みうどん
速玉大社駐車場近くにあるこじんまりとした川原家横丁には、飲食店やお土産屋さんがあります。
手打ちうどん『暁屋』では名古屋名物山本屋総本家の味噌煮込みうどんを食べることができます。
熱々の味噌煮込みうどんは味も思ったよりあっさりで、濃厚な味噌がうどんにしみて、いいお味でした。速玉大社で名古屋名物の味噌煮込みうどんが食べられるのは嬉しいですね。