丸山千枚田の虫送り行事
ここ三重県熊野市紀和町にある丸山千枚田では7月上旬のころ、毎年恒例の伝統行事虫おくりが開催されます。
主に虫送り、駐車場についてまとめています。
※2023年は6月10日(土)に開催されました。
※内容については一部変更または中止になる場合があります。雨天の場合は延期の可能性もあります。
駐車場について
駐車場は他にもあるようですが、今回は千枚田オートキャンプ場に車を駐車しシャトルバスで千枚田へ行きました。
帰りはシャトルバスの運行はないため、徒歩で駐車場まで戻りました。
帰り道は暗いため、懐中電灯は必須です。
時間に余裕をもって行ったので15時には到着し車を駐車することができました。はやっ!
虫送り行事は17時30分くらいから始まったので、それまでは千枚田をゆっくり散策することに。
2023年の虫送り行事は18時予定となっています。
虫送りとは?

虫おくりとはざっくり言えば田んぼの害虫駆除のことです。
松明、太鼓、提灯などを手に持って田んぼのあぜ道を練り歩き、火と音で害虫を追い払う行事の事なんですね。
虫送り行事に参加したい場合は、予約なしで「丸山千枚田の虫送り提灯」を購入することで参加することができましたが、令和5年5月現在は未定となっています。
詳細については、丸山千枚田の公式ページで確認してください。

最後にこの北山砲で大きな音をドッカーンと鳴らすわけです。
田んぼの数は1340枚、松明も同じ数です。
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写真の奥、火が灯っているあたりが千枚田にどっしりと構える「大岩」です。
提灯を手に田んぼのあぜ道を「虫送り殿のお通りだい」と声に出して練り歩く行列は見ごたえがあります。

丸山千枚田に設置されたキャンドルが夜のあぜ道を照らします。

ラストの締めくくりは北山砲から放たれた2発の閃光と轟音です。虫はもちろんのこと人間もびっくりです。
丸山千枚田の本格的な夏のシーズン始まりです。