熊野の絶景を求めて楯ヶ崎へ!奥深き自然と海に感動
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熊野市甫母町にある楯ヶ崎は、二木島港口の熊野灘にある柱状節理の岩場です。
楯ヶ崎は溶岩が冷える過程で柱状に割れた熊野酸性岩(花崗斑岩)の大岸壁で、高さは約70m、周囲約600mに及び盾のような形をしています。
楯ヶ崎の絶景を見るためには
- 遊覧船で海からの絶景を楽しむ
- 遊歩道を散策し陸からの絶景を楽しむ
この2通りの方法があります。
遊覧船でしか見ることができない絶景も大変素晴らしいですが、遊歩道を歩きながら楯ヶ崎を観光すると、身近な自然はもちろんのこと、神社や灯台、雄大な千畳敷なども観光することができオススメです。
※遊覧船はそれぞれ予約制となっていますので、詳細は以下を参考にしてください。
遊覧船のルート | お問い合わせ(予約制) |
松崎港発着ルート | ●熊野市観光公社 TEL:0597-89-2229 |
二木島漁港発着ルート | ●熊野市観光協会 TEL:0597-89-0100 ●まるひさ渡船(12/29〜1/3の予約先) TEL:0597-87-0148 |
遊歩道は多少のアップダウンはありますが、整備されていて小学生のお子さんも散策されていました。
ゆっくりで約2時間ほどの散策となるので、ウォーキングに適した靴で歩くことをおすすめします。
この記事では「楯ヶ崎遊歩道までのアクセスと駐車場」「遊歩道から楯ヶ崎ぐるり散策コース」をご紹介します。
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楯ヶ崎までのアクセスと駐車場
車でのアクセス
車で行く場合は以下を参考にしてください。
・熊野市駅から約60分
・熊野尾鷲道路の熊野新鹿ICから国道311号線経由で約20分
※楯ヶ崎までは途中狭い道がありますので注意して走行してください
駐車場
楯ヶ崎遊歩道入口の先に駐車場スペースがあります。
お手洗いは遊歩道入口までの道路沿いにありますので、済ませておくと安心です。
遊歩道から楯ヶ崎ぐるり散策コース

駐車場から国道311号線を少し下ると遊歩道入口があります。ここからは下り坂です。

途中芸術的な木がところどころで見られ、木々の景観や鳥のさえずりを感じることができます。
楯ヶ崎に向かう遊歩道での散策は自然の美しさを満喫できます。

海がみえてくると阿古師神社に到着です。遊歩道入口からは約20分ほどです。
阿古師神社の案内板によると、
二木島港を境にして、熊野(牟婁)の国と伊勢(英虞)の国に分かれていたそうです。
この地は伊勢の国に属していたことから阿古師神社の名がつき、二木島港を挟んで向かいにある神社は室古神社の名がついたといわれています。
二木島港を挟んで東の岬にあるのが、この阿古師神社です。
御祭神は、豊玉姫命 伊勢大神 三毛入野命との説があります。

阿古師神社で少しひと休みしたら、ここから先は登り坂が続きます。
この先でリタイヤした70代の人とすれ違いました。
無理をしないように歩きましょう。楯ヶ崎までは残り約900mの道のりです。

ここから先も歴史を感じる植生を観ることができ、自然を楽しみながら歩くのがオススメです。



いよいよ楯ヶ崎への分岐点に到着しました。
ここからどちらへ進んでもぐるり一周することができ、帰路もこの場所に戻ることになります。
左方向へと進むことにしました。

潮の香りがしてくると、そこは熊野灘です。
海の色が大変美しく楯ヶ崎の柱状節理が見事な景観です。

楯ヶ崎の展望台に到着しました。荒々しい波の音が響き渡ります。
盾を並べたようにそそり立つ花崗斑岩が、楯ヶ崎という名前の由来です。
ここからは見ることができませんが、楯ヶ崎の裏の絶壁は海金剛(うみこんごう)呼ばれ、遊覧船で楽しめるスポットとして人気があります。

周辺には壮大な千畳敷をみることができ海とのコントラストが見事な絶景です。
ここから楯ヶ崎の海岸線に沿って白い灯台のある場所へ進みます。


ミニ楯ヶ崎をあとに、分岐点まで戻り同じ道を引き返して駐車場へと進みます。

石段から落ちないように木で支えられているようですが、一抹の不安をおぼえながらも駐車場へと進みます。
楯ヶ崎の遊歩道を散策して
- 自然の息吹を感じることができる
- 身体を動かしてリフレッシュできる
- 時間をかけて景観を楽しむことができる
- 身近な自然を学ぶことができる(解説パネル設置あり)
遊歩道で森林浴をしながら自然の美しさや歴史に触れることができました。
機会があれば、遊覧船にも乗船したいと思った楯ヶ崎散策でした。
以上、この記事では
- 楯ヶ崎遊歩道までのアクセスと駐車場
- 遊歩道から楯ヶ崎ぐるり散策コース
をご案内しました。
ぜひ機会があれば、熊野市の楯ヶ崎の絶景まで足を伸ばしてみてください。