伊勢志摩国立公園|大王埼灯台から360度の美景を望む
伊勢志摩国立公園の南東部に位置する大王埼灯台は、らせん状の階段で頂上まで上ることができます。
このブログでは、大王埼灯台の歴史、頂上からの眺望やこの灯台の魅力についてご案内します。
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大王埼灯台の歴史
三重県にある志摩半島の東南端に位置する大王埼灯台は、昭和2年に建設され、当時の総工費は約36,000円だったといわれています。
その後、昭和53年に改修され、熊野灘と遠州灘を分ける海域に佇む白亜の灯台は、「日本の灯台50選」にも選ばれました。
大王町自体は美しい自然や情緒ある町並みで知られ、写生地として古くから人気で、大王埼灯台は「絵かきの町の灯台」としても名高い観光スポットです。
灯台頂上から360度の美観を望み、お天気が良ければ富士山も!
地上から灯火まで20m、平均水面上から灯火まで46mという高さを誇ります。
灯台の一番上にある踊り場は狭く、高いところが苦手な私は手すりにつかまりながら「へっぴり腰」で、ぐるっと360度のパノラマをなんとか楽しみました。
灯台からの景色を眺めながら「自分はなんてちっぽけなんだ!」なんて感傷に浸る余裕はありませんでしたが、雄大で美しいパノラマビューに感動しました。
右手前には灯台に来る途中にある八幡さん公園が見えます。
八幡さん公園には前述した絵かきの銅像が設置されており、そこから眺めると、灯台と海のコントラストが一枚のキャンバスに調和する素敵な風景が広がっています。
宝門の浜方面から大王町の町並みが見られます。
宝門の浜は、多くの画家により写生する浜として知られています。
鳥居が見えます。この先の階段をのぼると波切神社(なきりじんじゃ)があります。灯台から徒歩で10分ほどです。
灯台を降りると広い踊り場に出ます。ここから見る景色は、お天気が良ければ富士山を見ることができるそうです。
1月ある日の夕方、オレンジ色に輝く富士山を見ることができたと地元の方がおっしゃってました。
写真を撮るのも忘れていたので、家に帰って旦那さんに叱られたとお話されていたのが印象的でした。
伊勢志摩へお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。