秋の高野山①大門から壇上伽藍までの散策コース
高野山を散策するコースはいろいろあって、ネットで検索すると周辺のマップを見ることができ、あると大変便利です。
高野山は東西に長く、その姿は龍に例えられています。
高野山の西端にある大門までバスで行き、そこから東に向けて奥の院弘法大師御廟まで歩くというコースを2回に分けて紹介しています。
この記事では、11月上旬の高野山「大門から壇上伽藍までの散策コース」を紹介します。
あくまで私個人の時間なので、参考程度に見ていただけるとありがたいです。壇上伽藍にある諸堂(有料)の拝観する時間は含んでいません。
奥の院前から大門まで
奥の院前の近く、371号線沿いにある無料の駐車場に車を止めて、奥の院前からバスに乗ることにしました。
車で高野山へ行く場合は、高野町の公式サイトで「高野町観光情報」のバナーをクリックしてページ内にある「臨時駐車場マップ」から駐車場マップ(PDFファイル)をダウンロードすることができます。
事前に印刷してもっておくと便利かもしれません。
千手院橋でバスを乗り換えて大門(だいもん)で下車すると、少し歩くとすぐに目の前に大門です。
構造と朱色が美しいです。
高野山の総門で結界のシンボルでもある大門からいよいよ聖地高野山です。
高野山で角濱ごまとうふ総本舗のランチ
大門から壇上伽藍に向けて歩いていると、もうお昼の時間でした。壇上伽藍に行く手前の「角濱ごまとうふ総本舗 飲食部門」でランチをすることにしました。
このランチ、ごま豆腐好きにはたまりません。ごま豆腐のオンパレードです。
店内では、ごま豆腐を購入することができます。
壇上伽藍から蛇腹道
ランチを済ませ、高野山の奥の院と並んで二大聖地である壇上伽藍(金堂、根本大塔などの諸堂が建ち並ぶ領域)へと歩を進めます。
壇上伽藍の入り口である中門(ちゅうもん)をくぐると、広い敷地に金堂、根本大塔を見ることができます。
ちなみに高野山の本堂は金堂です。
金堂と御影堂の間にある三鈷の松は、お大師様がこの地に密教を広めるきっかけとなった松で、落ちた松の枝をお守りとして持ち帰る人もいるそうです。
金堂や根本大塔の中は、今回時間の都合で見ていませんが、時間に余裕のある人はぜひ見てきてください。
紅葉スポットです。
この方向から撮る紅葉がきれいだと言われています。
紅葉はまずまず。蛇腹道へと歩を進めます。
お大師様が高野山を龍に例えて腹の部分にあたるこの道を蛇腹道と呼ばれ、壇上伽藍から金剛峯寺へと進むことができます。
蛇腹道の紅葉スポットも大変有名です。上ばかり見ていると人とぶつかるくらいきれいなので、注意してください。
蛇腹道から金剛峯寺へと歩きます。