4回目にしてやっと!ツエノ峰の雲海、行き方や注意点とは?
ツエノ峰で雲海が見られる時期は、晩秋から冬にかけてで、夜中からぐっと冷え込んだ朝が最も美しいといわれています。
そんな11月中旬の早朝、4回目にしてやっと、ツエノ峰からの雲海を見ることができました。
ツエノ峰の雲海が見える展望台(以下ビューポイント)は標高495m地点で、山頂までは標高645mです。
この記事では、「熊野市方面からの行き方」「雲海が見える時期や行くときの注意点」「駐車場について」「展望台からの雲海と景色いろいろ」についてまとめています。ぜひ参考にしてください。
雲海を展望するビューポイントからの景色や雲海画像は、一番最後にまとめています。

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熊野市方面から311号線でツエノ峰へ行く方法

ツエノ峰は、東紀州で唯一熊野灘に面していない山間の町、三重県熊野市紀和町にあります。
熊野市方面から311号線を進むと、右手にさぎり茶屋がみえてきます。ここでトイレ休憩をしておくと安心です。
風伝トンネルを抜けると、すぐ右手に「丸山千枚田」の大きな看板が見えてきますので、この道を右折します。

標高がだんだん高くなっていき、11月中旬の早朝は、気温もぐっと下がってきます。途中狭い道を抜けると左手には千枚田を見ることができます。
千枚田を過ぎて少し進んでいくと、ツエノ峰が左手に姿を現してきます。
小さく山肌がみえるあたりが、ツエノ峰の展望台(雲海ビューポイント)です。景色を見る限り、視界良好でこの日は雲海を見ることはできないようです。
ここで雲海チェックをするといいかもしれませんね。

そのまま進むと前方に赤木城左方面2kmの看板がみえてきます。
ここをまっすぐ行ってしまい道に迷った経験があります。この道を左に曲がります。

途中狭い道を進むと、信号のない広い場所にでてきます。画像一番右の道を進むと赤木城跡へと行くことができます。ここは田平子バス停前で、前方左カーブの登り坂の道が、ツエノ峰ビューポイントへの入口です。
ちなみに左端前方に見える道を下ると、入鹿小学校や「道の駅熊野・板屋九郎兵衛の里」へ行くことができます。

ツエノ峰ビューポイントへの入口を一旦通り越して、入鹿小学校前付近からの撮影です。雲海が出ている場合、このあたりは霧で覆われていることが予想されます。
ツエノ峰へ行くときの注意点

田平子バス停前に戻ってきました。
ツエノ峰ビューポイント(展望台)まではこの林道を通っていくことになります。

少し進むと未舗装の林道になり、でこぼこした道に大きな石もごろごろ転がっています。
車体の低い車は、擦ることがあるかもしれないほどの酷道です。ツエノ峰の展望台まで行こうと考えている方は、気をつけてください。
大きな車で行く場合は狭い道でのカーブもあり、対向車が来ようものなら「えらいこっちゃ」となります。
地元の人は軽トラでしか行かないと言ってるくらいの道です。ちなみに私も我が家のスーパーカー「軽トラ」で行きました。

ビューポイント近くになると前方に鉄塔が見えてきます。
道がなだらかな下り坂になり少し進んだ先に、雲海が見渡せるビューポイントが左側にみえてきます。
あっ!それと、11月の中旬でも野生の動物は出没するので、注意してください。
ツエノ峰の駐車場について

結論から言うと、現在のところ、駐車場と呼べる場所はありません。
車で行くことができるのは、雲海が見られるビューポイント付近までで、そこが行き止まりです。
雲海を見に来る人はちょっとしたスペース、空いている場所に車を停車させます。
週末や雲海が見えそうなときは、車が多く停車している可能性があります。
ビューポイントまで行って転回するのが難しい場合もあるので注意してください。
ビューポイントに来るまでの林道の途中に広めの場所があり、舗装もされていない広場のような空地があります。そこに車を止めて歩く人も以前はいましたが、最近は見かけません。
ツエノ峰ビューポイント(展望台)からの景色いろいろ

車で突き当たりまで行くと、林道から少し段差のあるこんもりしたところがビューポイント(標高495メートル)です。季節的に早かった11月上旬の朝焼けです。

あいにくこの日は雲海をみることはできませんでしたが、集落がはっきりと眼下に見ることができます。
向かって左が紀和町大栗須地区で、右が紀和町小栗須地区です。丸山千枚田が画像左手の斜面、山肌に沿って見えるのがわかります。

ネットで調べ雲海出現確率28%とあまり高くない10月中旬の日に行ったときの景色です。
ツエノ峰の雲海

ここからは実際に見たツエノ峰の雲海についてまとめています。
雲海を見ることができたこの日は11月中旬で、御浜町は快晴でした。
御浜町方面から国道311号線の風伝トンネルを抜けたとたん、一気に霧によって、視界が悪くなりました。風伝峠はまさに風を伝える峠で、峠を越えると空気が変わるのを感じました。

ツエノ峰ビューポイント(展望台)からの雲海の景色です。
奥に見える山と山の切れ目からうっすらと熊野灘が見えます。

道路突き当りまで行くと、車がすでに数台止まっていて、ちょうど車一台分停車できるスペースがありました。
晩秋から冬にかけての雲海の季節は特に車が多く整備されていない場所なので、くれぐれも事故などには注意してください。
この記事では、熊野市方面からの行き方や、ツエノ峰へ行く際の注意点、ビューポイントからの景色いろいろ、ツエノ峰の駐車場についてご案内しました。
安全運転に気をつけて、素晴らしい雲海が見られますように!