2023年7月20日更新

車で行く!古座川ぶらり観光4選|一枚岩と神水瀑〜滝の拝〜清流山瀧寺

古座川町までぶらり車で観光しました。

古座川町の代表的な観光地である「一枚岩」や「神水瀑という滝」そして「滝の拝」と「清流山瀧川寺のもみじ」についてご紹介しています。

滝の拝では「里山カフェ花子」でのランチも紹介しています。

古座川の一枚岩、今と昔〜古い写真とともに〜

一枚岩

国の天然記念物に指定されています。現在の一枚岩の画像です。

「道の駅一枚岩」から川を挟んで一枚岩をみることができます。すぐ目の前の駐車場に車を停めて川の方に降りる階段があるので降りてみることに。

ここまで大きなひとつの岩盤として残っているものは大変珍しいようです。

桜の季節は道路がピンクで彩られ大勢の観光客で賑わう場所です。

今から20年ほど前の一枚岩

上の写真は、今から20年ほど前の写真ですが、川の水も少なくすぐ近くまで行くことができました。

現存する古い写真は画質が大変悪くて見えにくくなっていますが、下のほうに黒い点が二つ見えるのが父と子です。

人と比べてみても、その大きさがわかると思います。

一枚岩の今と昔でした。

神水瀑はきれいな滝という言葉がぴったり!

古座川の神水瀑

『一雨』という情緒ある地名の場所にある滝で、県道38号線から少し細い脇道を入ったところにあります。

駐車場はなく、ひっそりとこの滝は存在します。

滝を一旦通り越して奥で車を回すところがありますが、滝の前は車一台がやっと通る狭い道なので、手前で車を止めて歩いていくことにしました。

台風が過ぎた後の足元の悪い鬱蒼とした林道を歩いていくと、つい見過ごしてしまうような看板があり生い茂る葉の向こうにその滝はあります。

下に降りて滝つぼを見ることも可能のようですが、今回はやめておきました。

古座川のきれいな滝 神水瀑
滝壺がエメラルドグリーンでした

滝つぼ付近はエメラルドグリーンで彩られ、水の流れが細かく見える美しい滝です。

古座川のきれいな滝 神水瀑

神の水という名前がしっくりくる滝でした。

古座川の一枚岩から車で約25分くらいなので、立ち寄ってみるといいと思います。

滝の拝の川原にある大小さまざまな形の穴は芸術的!

滝の拝

道の駅に車を駐車して少し歩くと、和歌山県東牟婁郡古座川町小川にある滝の拝に到着です。

ここでは、近くにある「里山カフェ花子」でランチをしたので後述しています。

滝の拝と大小の穴

滝の拝の川原では大小さまざまな形の穴(ポットホールといいます)があいています。これは、くぼみに入った石などが水流によって周囲を削り、穴が大きくなりこのような景観をつくっています。

約200mにわたってできたポットホールは、自然が作り出した芸術作品のようなものです。

金毘羅神社

滝の拝のすぐそばには金毘羅神社があり、ここからも川の流れを見ることができます。

金毘羅神社からの滝の拝

滝の拝でのランチ

里山カフェ花子

石窯で焼いたピザを食べることができる『里山カフェ花子』でランチをしました。(2020年現在のものです)

里山カフェ花子

ヤギのお出迎えです。

里山カフェ花子のジビエピザ

ちなみにこのピザはちょっと珍しい「ジビエピザ」です。

里山カフェ花子の玄米菜食膳

体に優しい玄米菜食膳もあり、木の香りが優しいお店でした。

清流山瀧川寺のもみじ

古座川の滝の拝から奥の道へ車で20分〜30分ほど進むと、清流山瀧川寺があります。少し道が狭くなります。

この境内には古座川町でも最大級のもみじがあり、樹種はイロハモミジ、推定樹齢は200年以上といわれています。

清流山瀧川寺のもみじ

階段を少し上がったところに清流山瀧川寺はあり、残念ながらもみじの紅葉は見頃を過ぎていました。

足元は真っ赤な絨毯のような光景だったであろうこの場所は、地元の人々の信仰とともに歴史を感じさせるものでした。

清流山瀧川寺のもみじ

秋にまたこのもみじを見に来ようと思うくらい、さぞかし美しい景観だったであろうと想像しました。

駐車場などはなく、紅葉シーズンにはこの静かな場所に大勢の人がもみじの紅葉を見るために訪れるのでしょうか。

とてものどかな瀧川寺でした。

この記事では、古座川町の観光地として

  • 古座川の一枚岩
  • 神水瀑
  • 滝の拝とランチ
  • 清流山瀧川寺のイロハモミジ

4選をご紹介しました。

どれも古座川を代表する観光地となっていますので、車窓から見える景色とともに楽しんでください。