熊野速玉大社と御神木・どんと焼き
熊野三山のひとつである熊野速玉大社は、全国に祭られている熊野神社の総本宮とされています。
伊奘諾尊(イザナギノミコト)を主祭神としています。
この記事では熊野速玉大社の境内の案内と、毎年2月3日(2025年は2月2日予定:雨天順延)に行われる「どんと焼き」の時間や料金についてまとめています。
熊野速玉大社の御神木・なぎの木

熊野速玉大社の参道には、平重盛が植えたとされるご神木 梛(なぎ)の木 があります。
海の「凪(なぎ)」のように、世の中が平穏であることを願ったのかもしれません。
この梛の木は、樹齢1000年を超えるといわれ、新宮市の「市の木」にも指定されています。
葉の繊維が縦に走り、丈夫で切れにくいことから、「縁が切れない」 とされ、夫婦でお守りとして身につける人もいるのだとか。
また、「凪」にちなんで海上安全を祈願する漁師も多いそうです。
熊野速玉大社の境内
楼門と拝殿

大注連縄(おおしめなわ)がかかる楼門をくぐると、左手前方には鮮やかな朱塗りの拝殿が見えてきます。

拝殿のしめ縄左側には、その年の干支を描いた大きな絵馬が飾られています。(2024年撮影)
社殿の配置と参拝

社殿は、左から順に主神である「熊野速玉神」「夫須美神」「家津御子神」、そして「天照大御神を祀る上三殿」「中四殿」「下四殿」と並んでいます。
特に決められた参拝の順番はないため、左から順にお参りしました。
熊野三山の社殿は、奥行きがないかわりに間口が広い のが特徴とされており、熊野速玉大社もそのような造りになっています。
奥行きがないかわりに間口の広いのが特徴とされており、速玉大社もそのような造りとなっています。
節分祭「どんと焼き」

毎年2月3日(2025年は2月2日)には、熊野速玉大社の境内で節分祭「どんと焼き」が行われます。
境内に掘られた直径5メートルほどの穴に神火を点火し、お焚き上げ松明とともに、お正月のしめ縄や松飾り、古い御札などを投げ込みます。
無病息災や五穀豊穣を願う伝統行事です。
遠方に住んでいる方や、当日来られない方も、お正月の参拝時にお焚き上げ料と御神札を納めておけば、節分の日にお焚き上げしてもらうことができます。詳しくは、境内授与所で確認してみてください。
節分祭どんと焼きの詳細
- 日にち:2025年は2月2日 ※雨天順延
- 時間:午前10時から午後6〜7時ごろまで(時間は多少変更あり)
- 料金:お焚き上げ松明は300円
- 豆まき:赤鬼と青鬼による豆まき(午後7時から)

古い御札などは、松明の御神火とともに境内の穴に投げ込み、お焚き上げをしてもらいます。

まとめ
この記事では、熊野速玉大社のご神木「梛の木」、境内の見どころ、そして節分祭「どんと焼き」についてご紹介しました。
神聖な雰囲気に包まれた熊野速玉大社に訪れて、ぜひその魅力を体感してみてください。


