熊野本宮大社の御社殿内で参拝順序通りのお参りをしてみる
熊野本宮大社は、熊野三山の中心であり、全国三千を数える熊野神社の総本山です。
お正月などでは、順番通りに参拝する人が長い行列をつくり、参拝するのもひと苦労ですが、せっかくの熊野本宮大社参拝、正式なお参りをしてご利益をいただきたい!
そのような方に、この記事では御社殿内へ行くまでの参拝と、御社殿内でどのような順番でお参りするのが良いのかをまとめてみました。
ぜひ参考にしてください。
熊野本宮大社と参拝順序
まずは鳥居の前で一礼し、参道の右側を歩きます。参道の真ん中は、神さまが通る道と言われているためです。
石段を上って中ほど、左側にある祓戸大神で心身を祓い清めるためのお参りをします。
少し石段を上ると、右側に手水舎があるので手と口を洗い清めます。現在柄杓は使われなくなりました。
まだ人もまばらでひっそりとした境内へと進みます。
御社殿では一番最初に①の本宮からおまいりします。
参拝の順番としては、①⇒②⇒③⇒④⇒⑤となります。
⑤は満山社といわれる結びの神様のことです。ここまでお参りして熊野本宮大社での参拝はひと通り終えることとなります。
熊野本宮大社の本殿へ上がるときはわかりませんでしたが、下るときに急な石段だとあらためて思います。
かつて熊野本宮大社があった大斎原は水害によって甚大な被害を受けたので、先人の方たちの思いは、なるべく高いところへとなったのかもしれません。
158段の急な石段なので、足元にはくれぐれも注意してください。
参拝の方が、「この地は空気が甘い」と言っていたのが印象的な、令和を迎えた朝の熊野本宮大社でした。
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