必見!高見の郷、一目1000本のしだれ桜を見に行ってきた!
2025年は4月1日(火)に開園予定です。
奈良県東吉野にある高見の郷は、ピンクのグラデーションが美しい「しだれ桜」の名所です。
一般的に有名な「吉野山の桜」より東に位置し、口コミなどで話題となり、近年人気のお花見スポットとして注目を集めています。
2023年には新しい受付場所が設けられ、高見の郷園内までのアクセス手段も進化。これまでのマイクロバスに加え、無人運転の乗用カートでも行けるようになりました。
そこで本記事では、以下の内容をご紹介します。
- 高見の郷へのアクセス
- 駐車場から園内までの流れ
- 営業期間と時間・入園料
- 見頃時期と閉園時期のしだれ桜の様子
- 訪れる際の注意点
「今年こそ高見の郷のしだれ桜を見に行きたい!」という方から、「満開を過ぎた閉園間近の桜はどんな感じ?」と気になる方まで、参考になる内容になっています。
また、訪れる際の注意点も記載していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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高見の郷へのアクセス
車でのアクセス
- 大阪・名古屋方面から:名阪国道 針インターから大宇陀経由 国道166号線沿い約50分
- 三重県方面から:松阪市166号線→高見トンネルを超え1.5km先左側に入口があります。ただし、駐車場は行ってみないとどこに駐車できるかわからないので、誘導係の案内に従ってください。
- 近鉄榛原(はいばら)駅からタクシーで片道40分くらい
バスでのアクセス
近鉄榛原(はいばら)駅から奈良交通直通バスが運行され、事前予約制となっています。
金額(往復)
- 大人(中学生以上)2800円
- 小児(小学生)1400円
※2025年4/4(金)〜4/13(日)までの期間限定で毎日運行
奈良交通直通バス予約方法
- 電話0742-22-5110
- 奈良交通ホームページ
出発時間通りの発車となるので、時間には余裕をもって観光しましょう。
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駐車場から園内までの流れ
高見の郷の駐車場
※この記事は2023年4月10日に訪れた際の画像と情報をもとに作成しています。最新の運営状況や変更等がある可能性がありますので、訪問前に必ず公式サイトや最新情報をご確認ください。
無料駐車場約600台可能。
- 収容台数:無料駐車場約600台
- 混雑状況:土曜・日曜日の満開時には駐車場に入ることが難しく、平日の午前中でも駐車できずに 2時間ほど待機 する場合があります。
- 公共交通機関の利用:バスやタクシーで来る場合は、スムーズに入園可能です。
駐車場から園内までの移動
- 私たちは14時に到着し、高見の郷から約15分ほど離れた第4駐車場に駐車しました。
- シャトルバス乗車まで約10分待ちました。
- 各駐車場から受付までは、無料のシャトルバスが随時運行しています。
第1駐車場からのアクセス
- 高見の郷に最も近い第1駐車場からは、徒歩またはマイクロバスで「天空の庭」まで上がることができます。
- 第1駐車場に停めた場合、乗用カートで上ることはできませんが、園内では乗用カートの利用が可能です。
帰路の選択肢
• 帰りは、マイクロバスで下るか、徒歩で遊歩道を下ることができます。
• 乗用カートは 新しい受付場所にしか戻らないため、第1駐車場に車を停めた方は注意が必要です。
混雑時には駐車場の満車や長時間の待機が予想されるため、余裕を持った計画をおすすめします。
高見の郷の駐車場から乗用カートで園内へ
2022年に訪問した際は、第1駐車場そばの 旧受付場所 から マイクロバス に乗車し、高見の郷へ向かいました。(現在も 第1駐車場に車を停めた方は、徒歩またはマイクロバス で上ることが可能です。)
マイクロバスで急坂を上るスリルに圧倒されつつも、車窓から見える しだれ桜の美しさ に感動したのを覚えています。
運転手さんによると、急傾斜の坂道を往復するため、マイクロバスのタイヤは3週間ほどで交換が必要になる そうです。
十数年前は、乗用車でお客さんを運んでいたそうですが、口コミで高見の郷のしだれ桜が話題となり、乗用車から マイクロバスへ変更 されたという歴史があります。
しかし、2023年からは新しい受付場所が設けられ、5人乗りの乗用カートでの移動も可能 になりました。
無人運転の 乗用カート(25台) は、園内を以下のルートで巡回します。
受付 → 千年の丘展望台入口 → 天空の庭 → 受付
これまでのマイクロバスとあわせて、新たな移動手段として導入された乗用カート。
乗車しながら、美しいしだれ桜を存分に楽しめるのも魅力のひとつです。
高見の郷の桜マップはこちら(高見の郷ホームページPDFファイル:239KB)からダウンロードすることができます。

乗用カートで園内へ向かう際は、急坂を左側通行でゆっくり進みます。
ただし、前側の左側座席には扉がないため、坂を上る際はスリル満点 です。
体力に自信のない方やご高齢の方が同乗する場合は、安全のためしっかり支えてあげるなどの配慮を してください。
また、徒歩での入場を希望する方 は、引き続き 第1駐車場(旧受付場所) からの入場が可能です。
体力に自信のある方は、約600mの坂道を登り、「天空の庭」と呼ばれる園内のメインステージ まで歩いて向かうこともできます。
ご自身の体力や状況に合わせて、無理のない移動方法を選んでください。
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営業期間と時間・入園料
- オープン期間:2025年4月1日(火)から4月20日(日)過ぎまで
- 営業時間:9:00〜17:00(受付16:00)
- 入場料:大人2000円 子供1000円(小学生未満無料)
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見頃時期と閉園時期のしだれ桜の様子
高見の郷のしだれ桜は、4/10頃から4/17頃にかけて満開を迎えると言われています(天候等により毎年満開の時期が変わります)。
ここからは、2023年4月10日の桜と閉園間近の2022年4月23日の桜を織り交ぜてご案内していきます。

新しい受付を出発した 乗用カートは、階段の手前で停車 します。
下車後、312段の階段を上り、「千年の丘」へと向かいます。
千年の丘には、「一目千本」とも称される壮大なしだれ桜を一望できる展望台 があります。
ただし、この階段は 雨や湿気で濡れると滑りやすく、非常に危険 です。
登る際は 足元に十分注意 し、履きなれた靴での観光をおすすめします。

階段途中で一休み。千年の丘まであともう少しです。

長い階段を上がると、千年の丘の展望台に到着です。
ここからの景色は、一目千本のしだれ桜を鑑賞することができます。
千年の丘からの桜を堪能したあとは同じ階段をもどり、再び乗用カートに乗車し天空の庭へと進みます。道の右側は歩行者専用になっており、天空の庭までは下り坂を徒歩で散策することもできます。

乗用カートから前方には高見の郷のメインステージ「天空の庭」入口が見えてきました。こちらで降りて散策することにします。


昨年(2022年)は4/24が閉園で、上の写真は4/23の名残の花です。閉園前日の土曜日なので人もまばらな天空の庭です。名残の桜も大変美しかったのを覚えています。

天空の庭にはお手洗い、茶店をはじめ天空レストランや出店などがあります。高見カフェではテラスから桜を鑑賞することができます。
天空の庭ではしだれ桜をゆっくり満喫できる散策道もあります。
名物「高見ロール」は混雑時にはすぐに売り切れてしまいますので、早めの購入をおすすめします。
乗用カートで移動してきた方は、先に千年の丘展望台で絶景をご覧になったあと、天空の庭へ移動という流れがスムーズです。

天空の庭には「帰りのりば」があり、乗用カートに乗るために長い行列ができています。駐車場のところでも前述しましたが、ここから第1駐車場には行かないので注意してください。
また帰りの乗用カートは急坂を下るため、下っ腹に力を入れて踏ん張ることになります。こちらもかなりスリリングなのでお年寄りの方と同乗される方は注意してあげてください。
訪れる際の注意点
この記事では、高見の郷のご案内や見頃の時期、昨年の写真を交えてご紹介してきました。
ここで、訪れる際に注意したいポイントをまとめます。
• 混雑時期には駐車場が満車になり、待ち時間が発生することがある。また、土日は入場制限がかかり、入れない場合もある
• 各駐車場から新受付までのシャトルバスも、混雑時は待ち時間が長くなる
• 千年の丘展望台までの階段は、雨で濡れていると非常に滑りやすい
• ペット同伴や食べ物の持ち込みは原則禁止(園内には天空レストラン・喫茶あり)
• 名物の「高見ロール」は売り切れていることがある
また、階段をのぼる際にも触れましたが、雨の日は滑りやすくなるため十分注意してください。
第1駐車場から徒歩で入場する場合は急な坂道を上ることになるため、歩きやすい靴での観光がおすすめです。
千年の丘からの眺望は絶景で、毎年訪れるリピーターも多くいます。
それほどまでに私たちを魅了する 高見の郷のしだれ桜。ぜひ、実際に足を運び、その美しさを堪能してください。