2024年4月23日更新

必見!高見の郷、一目1000本のしだれ桜を見に行ってきた!

2024年は3月30日(土)に開園予定です。

奈良県東吉野にある高見の郷は、ピンクのグラデーションが大変美しい「しだれ桜」の名所です。

一般的に有名な桜の名所「吉野山の桜」から東に位置する高見の郷は、口コミなどで、近年人気のお花見観光スポットとなりました。

2023年に新しい受付場所もでき、高見の郷園内までのアクセスがマイクロバスの他に無人運転の乗用カートでも行くことができるなど進化を続けています。

そこでこの記事では、

  • 高見の郷へのアクセス
  • 高見の郷の駐車場から園内までの流れ
  • 営業期間と時間・入園料
  • 見頃時期と閉園時期のしだれ桜
  • その他注意点

この記事は2023年4月10日に行ったときの画像と情報となっています。

今年はぜひ高見の郷のしだれ桜を見てみたい!って方から、満開を過ぎた閉園間近の桜ってどんな感じ?の方まで参考になる記事となっています。

注意点なども書いていますので、ぜひ最後まで御覧ください。

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高見の郷へのアクセス

車でのアクセス

  • 大阪・名古屋方面から:名阪国道 針インターから大宇陀経由 国道166号線沿い約50分
  • 三重県方面から:松阪市166号線→高見トンネルを超え1.5km先左側に入口があります。ただし、駐車場は行ってみないとどこに駐車できるかわからないので、誘導係の案内に従ってください。
  • 近鉄榛原(はいばら)駅からタクシーで片道40分くらい

バスでのアクセス

近鉄榛原(はいばら)駅から奈良交通直通バスが運行され、事前予約制となっています。

金額(往復)

  • 大人(中学生以上)2800円
  • 小児(小学生)1400円

※2024年4/5(月)〜4/14(日)までの期間限定の運行予定(終了しました)

バス行程

榛原駅(南口)9:45発→高見の郷10:30着
高見の郷 13:30発→榛原駅(南口)14:15着
※時間は変更の場合もあるので、奈良交通で必ず確認してください。

奈良交通直通バス予約方法

出発時間通りの発車となるので、時間には余裕をもって観光しましょう。

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高見の郷の駐車場から園内までの流れ

高見の郷の駐車場

無料駐車場600台可能。

ただし、土曜・日曜日など満開時には駐車場に入ることすら出来ない場合もあって、平日の午前中でも、駐車できず2時間ほど待機することになったと聞きました。

バスやタクシーで来る場合は、入園することができます。

14時に到着した私たちは、高見の郷から約15分ほど離れた場所にある第4駐車場に停めることができ、シャトルバスに乗車するために10分ほど待ちました。

各駐車場からチケット販売所のある受付場所まで無料シャトルバスが随時運行しています(第1駐車場には止まりません)

高見の郷から一番近い第1駐車場は天空の庭まで徒歩で上がることができますが、マイクロバスでも上ることができます。

また第1駐車場に停めることができた人は、乗用カートで上ることはできませんが、園内では乗用カートに乗車することができます。

帰路もマイクロバスで下るかまたは徒歩で遊歩道を下ることができます。乗用カートは新しい受付場所にしか戻らないため、第1駐車場に車を停めた人は注意が必要です。

高見の郷の駐車場から乗用カートで園内へ

2023年から新しい場所に受付ができました。

昨年は第1駐車場そばの受付(旧受付場所)からマイクロバスに乗車して高見の郷に上っていました(現在でも第1駐車場に車を停めた人は徒歩またはマイクロバスで上ることができます)。

マイクロバスで急坂を上るスリル感に圧倒されつつも、車中からのしだれ桜の美しさに何とも言えない感動を覚えたものです。

急傾斜の坂道を行ったり来たりのマイクロバスのタイヤは、運転手さん曰く3週間でダメになったそうです。

このマイクロバス、十数年前は乗用車での運行だったそうで、口コミで高見の郷のしだれ桜が人気となり、乗用車からマイクロバス車両になったという歴史があります。

しかしながら、2023年からの高見の郷は、新しい受付場所で入場料を支払ったあと5人乗りの乗用カートで移動することもできるようになりました。

無人運転の乗用カートは25台で園内を運行しており、受付→千年の丘展望台入口→天空の庭→受付へと巡回します。

高見の郷の桜マップはこちら(高見の郷ホームページPDFファイル:239KB)からダウンロードすることができます。

無人運転乗用カート

乗用カートで園内へ向かいますが、急坂を左側通行でゆっくり進みます。前側の乗車席左側は扉がないので、急坂を登るときはかなりスリリングです。体力のない人やお年寄りの方など同乗する方は注意してあげてください。

徒歩で上りたい方は、引き続き第1駐車場がある旧受付場所から入場することができます。
体力に自身のある方は、600mほど登り天空の庭と呼ばれる園内のメインステージに行くことができます。

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高見の郷の営業期間と時間・入園料

  • オープン期間:2024年3月30日(土)から4月21日(日)(今年は終了しました)
  • 営業時間:9:00〜17:00(受付16:00)
  • 入場料:大人 1500円 子供 500円(小学生未満無料)

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高見の郷しだれ桜の見頃は?閉園の頃のしだれ桜

高見の郷のしだれ桜は、4/10頃から4/17頃にかけて満開を迎えると言われています(天候等により毎年満開の時期が変わります)。

ここからは、2023年4月10日の桜と閉園間近の2022年4月23日の桜を織り交ぜてご案内していきます。

千年の丘までの階段
2022年4月23日

新しい受付を出発した乗用カートはこの階段下で一旦停車します。下車したら312段の階段を上って千年の丘へと歩を進めます。

千年の丘には、一目1000本のしだれ桜を堪能することができる展望台があります。

この階段、濡れたり雨が降ると滑りやすくなります。大変危険なので登る際には十分に気をつけてください。

また今更ですが、履きなれた靴で観光しましょう。

高見の郷千年の丘へ
2023年4月10日

階段途中で一休み。千年の丘まであともう少しです。

2023年4月10日

長い階段を上がると、千年の丘の展望台に到着です。

ここからの景色は、一目1000本のしだれ桜を鑑賞することができます。

千年の丘からの桜を堪能したあとは同じ階段をもどり、再び乗用カートに乗車し天空の庭へと進みます。道の右側は歩行者専用になっており、天空の庭までは下り坂を徒歩で散策することもできます。

乗用カートからの車窓2023年4月10日

乗用カートから前方には高見の郷のメインステージ「天空の庭」入口が見えてきました。こちらで降りて散策することにします。

高見の郷
2022年4月23日名残の桜
高見の郷
2022年4月23日

昨年(2022年)は4/24が閉園で、上の写真は4/23の名残の花です。閉園前日の土曜日なので人もまばらな天空の庭です。名残の桜も大変美しかったのを覚えています。

2023年4月10日

天空の庭にはお手洗い、茶店をはじめ天空レストランや出店などがあります。高見カフェではテラスから桜を鑑賞することができます。

天空の庭ではしだれ桜をゆっくり満喫できる散策道もあります。

名物「高見ロール」は混雑時にはすぐに売り切れてしまいますので、早めの購入をおすすめします。

乗用カートで移動してきた方は、先に千年の丘展望台で絶景をご覧になったあと、天空の庭へ移動という流れがスムーズです。

天空の庭には「帰りのりば」があり、乗用カートに乗るために長い行列ができています。駐車場のところでも前述しましたが、ここから第1駐車場には行かないので注意してください。

また帰りの乗用カートは急坂を下るため、下っ腹に力を入れて踏ん張ることになります。こちらもかなりスリリングなのでお年寄りの方と同乗される方は注意してあげてください。

注意点とまとめ

この記事では、高見の郷のご案内と見頃時期、昨年の写真を交えてご紹介してきました。

注意点としてまとめてみると

  • 混雑時期には駐車場が満車ですぐには駐車できない場合もあり待ち時間がある
  • 混雑時期には各駐車場から新受付までのシャトルバスの待ち時間がある
  • 第2〜第7駐車場に停めると、シャトルバスは旧受付場所(第1駐車場)にはとまらない
  • 旧受付場所(第1駐車場)に車を停めることができた人は、マップには徒歩専用と書かれてあるが、徒歩でもマイクロバスでの往復乗車も可能。また、往復乗車カートに乗ることはできないが、園内では乗用カートに乗ることができる
  • 千年の丘展望台までの階段は、雨で濡れている場合など大変滑りやすい
  • ペット同伴や食べ物の持込みは原則禁止(天空レストラン、喫茶あり)
  • 高見ロールは売り切れているかもしれない

階段をのぼるところでもご案内しましたが、雨で濡れた階段は大変滑りやすくなっています。

第1駐車場から徒歩で入場を希望する場合も、急坂を上ることになるので足元には注意して履きなれた靴で観光しましょう。

千年の丘からの眺望は絶景で、毎年行くといったリピーターも多くいます。

それほどまでに私たちが魅了される高見の郷のしだれ桜。ぜひ実際の目で堪能してきてください。

この記事では、

  • 高見の郷へのアクセスと駐車場から園内までの流れ
  • 営業期間と時間・入園料
  • 見頃時期と閉園時期のしだれ桜
  • その他注意点

についてご紹介しました。