朝霧が山の斜面を滝のように流れる風伝おろしと名物「岩清水豚」
10月下旬早朝、三重県御浜町尾呂志地区において風伝おろしを見ることができました。
秋から冬にかけて朝霧が山の斜面をゆっくりと滝のように流れていく様は、幻想的です。
こちらの記事では、御浜町の風伝おろしと岩清水豚のランチについて紹介しています。
御浜町の風伝おろし
風伝おろしのメカニズムは、
- 入鹿盆地で前日に雨などが降って水蒸気がたまる
- 次の日に冷え込むと放射冷却によって霧となる
- その霧に北西の風が吹くと風伝峠を越えてくる
10月から5月くらいまで見られるようですが、特に、晩秋から冬にかけて最もきれいに見ることができます。
時間とともに朝霧がバラけてきたように見えますが、じっと見ていると奥の方からは次々と湧いてくるのがわかります。
風伝おろしは、山頂からゆっくりと現れる雲の滝のようです。
さぎり茶屋で食べる岩清水豚とんかつ
ここでは風伝おろし以外にも名物があります。
美味しい食についてのご紹介です。
風伝おろしを見ることができる道の駅「さぎり茶屋」では岩清水豚のとんかつを食べることができます。
三重県御浜町にある片川集落で育てられる豚は、山奥から湧き出る岩清水を使って育てられ、柔らかくて臭みがないのが特徴です。
二年ほど前に行った時の写真ですが、載せておきます。
実際に食べた感想は、豚独特の臭みもなく、柔らかジューシーなとんかつでした。
さぎり茶屋では地元の新鮮な野菜も販売されています。ぜひご賞味ください。